クワガタを飼ってみたい!という方、あるいはそういうお子様をお持ちの方は多いと思います。クワガタが採れたから飼いたい、捕まえて飼いたい!という方もいるかもしれませんね。
その中には実際どうやって飼うの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。クワガタの飼育は一見すると大変そうですが、決して難しいものではありません。今回はクワガタの飼育法や、あるいはそれに付随してどのぐらい生きるのか(寿命)なども紹介していきたいと思います。
クワガタたちの寿命
クワガタの寿命は種類によってさまざまです。以下で主な種類の寿命を紹介していきます。※環境により前後します
- オオクワガタ・・・・2~5年
- ヒラタクワガタ・・・1~2年
- ノコギリクワガタ・・3~6か月
- ミヤマクワガタ・・・3~6か月
- コクワガタ・・・・・2~3年
となります。オオクワガタなんかは飼育下で7年生きたという記録もあり、非常に長生きなクワガタです。以下で主な外国産の種類の寿命も紹介しておきます。
- ニジイロクワガタ・・・・・・1年以上
- パプアキンイロクワガタ・・・3~6か月
- フタマタクワガタ・・・・・・6か月~1年
- シカクワガタ・・・・・・・・6か月~1年
- オウゴンオニクワガタ・・・・6か月前後
- タランドゥスツヤクワガタ・・1年以上
- ツヤクワガタ・・・・・・・・6か月前後
- ホソアカクワガタ・・・・・・3~6か月
種によっての前後や、環境による前後が大きいですが、おおよそはこの通りとなります。
クワガタの入手法
クワガタの入手法は大きく分けてショップで買うか、自分で採集するかのどちらかです。ショップで購入する場合、オオクワガタはペアで2000円以上で、ヒラタクワガタはペアで1500円以上という印象です。ノコギリクワガタやコクワガタはもう少し安くせいぜい1000円程度です。ミヤマはいまいち相場がつかめませんがヒラタと同程度でしょう。
自分で採集する場合、採集法に関しては以下のリンクでまとめています。
飼育法について
クワガタの飼育は簡単です。用意するものは下記の通りとなります。
- 昆虫ケースや衣装ケースなどの入れ物
- 昆虫マット
- 餌
- 転倒防止用の止まり木
まずは入れ物に昆虫マットを適当な深さ(深く敷く必要はないです)に敷きます。昆虫マットはショップやホームセンターなどで売られているものでしたら基本的に何でも構いません。(産卵させるなら話は別ですが・・)昆虫ショップで売られている針葉樹マットなんかのコバエがわかないタイプのマットを使うのも良い手だと思います。夏になるとコバエがわきますので・・・。マットには霧吹きなんかで水を含むようにしてあげてください。べちゃべちゃにする必要はないですが乾燥しているのはあまりよくないです。
餌は昆虫ゼリーを与えればOKです。目で見てゼリーが減ってきているなと感じれば交換してあげましょう。バナナ等の果物を与えても食べますが昆虫ゼリーが扱いやすさではベストだと思います。飼育するだけなら昆虫ゼリーは安いものでOKです。クワガタが転倒した際に起き上がれるよう、転倒防止用の止まり木は必ず入れてください。売られているものでなくても採集場所なんかで拾ったものでかまいません。
置き場所にも気を付けてください。直射日光が当たるようなところには決して置かないようにしましょう。暑さで最悪死んでしまうかもしれません。次のページでは、産卵のさせ方について解説していきます。